皮脂が多めの人にはこの対策!
男女ともに、皮脂の分泌がもっとも盛んなのは、思春期から20代で、女性の場合は、30代、40代になるにつれて次第に減ってきて、更年期を迎えると急激に減少します。また、月経後の黄体期には増加しやすくなっています。顔の中では、額から鼻にかけたTゾーンは皮脂の分泌量が多く、特に夏は汗と皮脂で化粧崩れやテカリが起こりやすい季節です。
では、皮脂対策のポイントを見ていきましょう!
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1.常に清潔に保つ
夜の入浴の際、メイクはやさしくきれいに落とし、洗顔は皮脂が多いからといってゴシゴシ洗わず、洗顔料をよく泡立て、こすらずに包み込むように洗いましょう。そして、洗顔料が肌に残らないように十分にすすぎましょう。ゴシゴシと洗いたくなるのですが、やさしく洗ってあげるのがポイントです。回数も、多ければいいというわけではありません。洗いすぎには注意しましょう!朝晩1回ずつで十分でしょう。
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2.必要な水分と油分を保つ
皮脂が多いからといって、洗浄力の強いものを使うと、保湿成分や細胞間脂質など、肌に必要なものも除去してしまい、過剰な皮脂分泌につながります。きれいに洗顔した後は、しっかりと化粧水をつけて、必要な水分と油分を保つようにしましょう。
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3.物理的刺激を与えない
皮脂分泌に影響するものとして、食事・生活環境・スツレスなどもあげられます。きれいな肌を保つために、バランスの良い食事、禁煙、適度な運動、十分な睡眠、休養、ストレスを溜めすぎない、など気を付けるようにしましょう。特に食事では、動物性脂質や糖質を取りすぎないように注意しましょう!
このように、常に肌を清潔に、適度な水分・油分を保ち、なるべく刺激を与えることは避けるようにしましょう。また、皮脂が多めの人は、保湿を控えがちですが、肌内部が乾燥(インナードライ)していると、余計に油分を出そうとしてしまいます。このことを頭に入れ、洗顔後はしっかりと必要な保湿は行うようにしましょう。そして、生活環境を見直し、ストレスのない生活を心がけて美肌を目指しましょう!